瞑想(迷走)録 1

2011年3月11日の震災でフクシマの原発事故が起こって以来、いろいろなことが変わってしまった。この事故は私が生きているうちには収束し得ないことであり、残りの人生をこれとともに生きて行かねばならないことを意味している。

今回の震災や原発事故以来、twitterを含むSNSで現実には出会うことがないような様々な方たちの情報や意見を見聞きしてきた。そのような情報や意見は、違う題材を扱っているのではと錯覚してしまうほど異なる結論を出しているものもあり、何を私の今後の行動の基準とすべきかは、大いに迷うところであった。

スクリーンショット(2011-06-18 10.43.25)
上記の地図は放射線量マップ*である。もっと詳細にご覧になりたい方はこちら
*この地図に掲載されている観測点では、必ずしも同一の測定方法、測定機器、測定機関(もしくは測定者)が測定を行っているわけではないので、飽くまで参考と考えていただきたい。


この地図を見ると、放射線が大量に放出された時にどのような風向きだったのかが伺える。また、○○県/都は放射線量が高いとか低いと、県や都をひとくくりにして言ってはいけないこともよくわかる。


目下のところ、新たに放出されている放射性物質はさほど多くなさそうなので**、とりあえず東京のほぼ真ん中あたり、多摩東部に住む私が気をつけるべきものは、呼吸器に入る放射性物質ではなく、むしろ土壌に含まれる放射性物質を食物を通して摂取することによる、内部被曝ということになるだろう。
**個人でもきちんと放射線量を計測している方が複数いて、ネットで公開してくださっている。ブログにちょこちょこ数値だけを掲載しているようなものは、必ずしも正確ではないので注意。


ストロンチウムやプルトニウムといった放射性物質も検出されているという話だが、それらは比較的重い物質なので、ヨウ素やセシウムのように遠くまで飛散する可能性は少ないということらしい。そうなると、ヨウ素は半減期が短く、もうほとんどの場所で検出されなくなっているので、私が戦うべき相手はセシウムに絞られる。

ニュースなどの話題に出てくるセシウムは、セシウム134とセシウム137(γ線)で、前者の半減期は2年、後者は30年である。ちなみに、半減期をグラフにするとこういう感じになる。
110618_1158~001

Wordなどを駆使して、グラフを描きたかったのだけれど、うまくいかず断念。結局手書きを撮影するというお粗末さ。なお、グラフの縦軸が放射能の強さ、横軸が時間。指数関数なんてすっかり忘れてしまったので、仕方がないから力づくで計算したところ、1年後のセシウム137の量はだいたい97.7%、2年後は95.6%。土壌のセシウムの除染がどのように行われるかが今後の焦点になると思うが、比較的飛散してきた放射線量が少ない地域は除染の順位は低くなり、各地方自治体がどれほど問題意識をもつか次第となるだろう。


この数値を見れば、ここ1-2年気をつければ大丈夫という数値ではないことがよくわかる。2年も経つと人間の記憶は風化していくけれど、セシウム137は大部分が残るのだ。逆だったらよかったのにとつくづく思う。


さて、次に特に気をつけるべき食べ物は何かということが問題になる。
セシウム137が蓄積しやすい野菜は以下のような順番になる。
スクリーンショット(2011-06-18 12.21.25)
この図表は、チェルノブイリ原子力発電所事故被災者の支援活動をしているNPO法人「チェルノブイリ救援・中部」によるものである。


福島で原発事故が起き、放射能汚染の実態が次々に明るみに出てくるようになった時に、家人にこのまま東京に居続けるかどうかを尋ねた。家人からの回答は「水がダメになったら住めないが、そうでなければがんばるしかない」というものだった。残念なのは、結局食べ物に関しては彼が「がんばる」のではなく、私が「がんばる」ことになるので、この回答に不満がないわけではないが、仕事のことを考えると他の場所に移れないし、移らないという彼の意思表明と受け取ることにして、ストレスになり過ぎない程度にやれることはやるしかないと腹をくくった。


完全にセシウムを排除する生活を目指すのは、どちらかというとちゃらんぽらんな性格の私には無理なため、例えば、ランチの際には上記の表の上位を占める野菜、キノコ類をできるだけ避ける、ペットボトル飲料を購入する時はできるだけ外国産の水にする、晩御飯は外食にしない、総菜はできるだけ買わないといったことから実践するようにしている。水に関しては、私の居住している地域では、80%以上が地下数百メートルから汲み上げる地下水を使用しているとのことで、東京の23区に比べるとやや安全性が高いように思うが、念のため飲料水は購入***することにしている。
***実は震災からしばらくは水道水を飲用していた(笑)!!


現在の東電と政府の関係を観察するに、もし万が一今回の放射能により癌などに罹患したとしても、それは10数年先の話となり、おそらく因果関係が立証できないとして、東電や政府を訴えても勝てない可能性が高い。となると自衛するしかないだろう。


ということで、次回はもっと迷走する予定。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : 日記

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ばぶをさん、こんにちは。
原発事故から、新聞やネット上でたくさんの情報に奔走されて、自分では全く整理できない状態になって、だんだん疲れてきていました。

さらに、どういうわけか、ママ友同士ではこの話題は避ける傾向にあり、旦那と話すか、ネットに向かって悶々と考え込む日々。

ばぶをさんの記事はわかりやすく、なんだか私の心を軽くしてくれました。特にセシウムの半減期137のグラフはまさかばぶをさんの手計算ではないよなぁ、、と思ったら(嬉)!

瞑想(迷走?)録2、も楽しみにしています☆

みーちゃんママさん、いらっしゃいませ。
いろいろな情報が錯綜しているので、私は日々怒ったり、落ち込んだり、どうでもいい!と投げ出してみたりしています。

それでもなお、ここで生きていくことを選んだ以上はできることをしなければと、こんな記事をアップしてみたのでした。いわば、私の放射能と戦うぞ、がんばるぞ宣言です。

みーちゃんママさんもご苦労は尽きないかと思いますが、前向きに考えながら一緒に戦っていきましょう!エイエイオー!!

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