ビーフシチュー(もどき)の全貌が今、明らかに…!?

えっと、ビーフシチュー(もどき)は目視確認のみで忘れてください。書きたいことは、これについてではないのです。
昨日の党首討論は単にそれぞれのおつむの出来が明らかになったに過ぎず、瞠目すべきこともないわけですが、私から見てそこが問題ではなく(まぁ、もちろんこんな人が首相なのは問題ですが、ブッシュだって大統領を勤めたわけで、優秀なブレーンが周囲にいればいいということにしておきます)、自民党のやり口の稚拙さです。
おそらく相当なネタを握っているんでしょう。民主党の誰かが目立ってくると、必ずそのネタを小出しにして叩く。小沢さんしかり、そして「故人」献金とやらで鳩山さんしかり。もちろん、政治家と金の問題は国民としては関心がありますし、この悪循環を断ち切る努力をするとか、自身が清貧を貫き通す政治家には称賛を惜しみはしません。しかし、政治家なんてものは、大部分が「叩けば埃が出る身体」なんです。叩いて、埃がちょっとでると、「ほらね!」と鬼の首をとったように騒ぎ立てるを見ていると、本業である「政治」を行う能力がなさすぎて、ごまかしてるんじゃないの、と思ってしまうわけです。議論をしていると、本題からどんどんずれていって、自分の得意分野の話ばかりし始める人がよくいます。「ずれてませんか」って指摘すると、「いや、つながってるんだ!」と鼻息荒く、長広舌ふるうだけふるって、話が終わってみると、「やっぱりずれてたんじゃん」と思わずにはいられないことってよくありますよね。そんな感じです。政治家と金の問題はなるほど重要ではありますが、国民の「金」を使って、それをネタに叩き合っているというのはどうなんでしょうか。しかも、マスコミまでそこに乗っかって、ほ~ら、ほ~ら、とはやし立てているのはどうなんでしょうか。国民からのもらっている税金の分くらいはきちんと政治をせよくらいのことを書いてくれないものでしょうか。
ということで、体制側との癒着が激しいマスコミが、国民をバカにすべく書く記事の見出しにでも使われそうな表現を、この記事のタイトルにしてみました。お分かりの通り、ビーフシチューの記事なんかではありません(爆)。