日々雑感

春爛漫。
と書こうと思っていたのに、今日は花冷えで朝から冷たい雨が降っています。せめて写真だけでも、皆様にうららかな春の日をお届けします。
まずはここのところの話題から。
・先日憲法研究者の奥平康弘先生の「志を受けつぐ会」が、九条の会主催で行われました。大勢の方々が参加なさったそうです。その前日に奥様のせい子さんの話が東京新聞に掲載されました。「君はこのごろ平和についてどう考えてる」と妻に問いかけ、その問いに対して自分の思うことを夫に話す姿が目に浮かび、涙が出そうになりました。そう、最近、たまたま映画『アメージング・グレイス』を観たですが、記事にもあるように、まさにそのアメージング・グレースをせい子さんが合唱団のおひとりとして壇上で、会の冒頭に歌ったのだそうです。また、先生は亡くなる直前にカントの『永遠平和のために』を読んでいたという件を読み、以前の読書感想のブログ(の名残)を探したのですが、この本の感想はなく、メモとしてこれだけ書いていました。
「将来の戦争に対する材料を密かに留保して結ばれた平和条約は、決して平和条約とみなされてはならない 」
もう一度『永遠平和のために』を読み返したいと思っています。奥平先生、ありがとうございました。合掌。
・昨日は久しぶりにほとんど仕事をせずに済む一日でしたので、家事をしながら将棋電王戦第4局を1日観ていました。将棋の内容に関しては、そもそも将棋をよくわかっていないので何も言えないのですけれど、電王手さんについての話が、個人的にはとても興味深いものでした。電王戦の団体戦は今回が最後ですけれど、左手の電王手さんがこれからどんな風に進化をとげていくのか(将来は医療にも応用できるようにしていくとのことでした)、楽しみです。
・ケニアでの大学襲撃のニュースを聞いて、ユグノー戦争だのといった宗教戦争を思い出しました。このような凄惨な事件を神はお許しになるはずがないと私は思うのですが。
・維新の会の女性議員の謝罪(?)会見の最後の方をニコニコ生放送で観ました。国民の代表であるはずの国会議員の会見に「親(橋下徹)」が同席することに驚きました。彼はマスコミの様子を窺って、コントロールできる部分はそうしながら、除名にするかどうかを決めるつもりだったのでしょう。その女性議員の愚かさ加減は言うまでもないのでさておき、橋下徹が維新の会でどれほど独裁的であるのか、また彼自身が狡猾であるのかはよくわかりました。
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実るほど頭を垂れる稲穂かな
実ってもいないのに、最近は頭が垂れ下がっています。ネガティブシンキングなのではなく、自分の能力に今頃気づいたということでしょうか(遅)。要するに実っているのではなく、茎が弱体化していたわけですね。特に仕事に関して、周囲と比較してこんな能力が低くて大丈夫なのだろうかと考え込んでしまいます。仕事を辞めるべき時が近づいてきたのでしょうか。少し仕事のスキルを上げるために何かをしなくてはと思うのですけれど、何から手をつけてよいものか、よくわかりません。悪循環。人とのコミュニケーションも苦手ですから尚一層改善の道が見つかりにくい状況です。
このまま定年まで、今の私を雇用してもらっているだけでもありがたいと思って、仕事を続けて、新たに趣味を見つけるか、それとも仕事を減らしてスキルアップを目指していくか、あるいは第三の道があるか、今年1年は自分のあり方、生き方を見つめ直していきたいなと思っています。
あ、ついついストレス解消と称してゲームをしてしまうのも時間の無駄ですよねー笑。
新しい趣味でも何でもないのですが、ここ数年キッチンで使う道具とか、食器にハマっています(告白)。最近は鍋に夢中です。……しっかり仕事をしなくては、二重の意味で(苦笑)。
では、花の季節を存分にお楽しみくださいね!
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