忙しい季節

我が職場で一番忙しい季節である決算期がやってきました。
私自身は職場の中でお金の計算とは全く縁のない仕事をしていますが、今ある仕事をあと2ヶ月弱で全てきれいに片付けて、来年度の準備をしなくてはなりません。精神的に一番辛い季節の到来です。
自分のことはさておき、名護市長選挙が市民の意思を政権側につきつけるというすばらしい結果となったわけですが、次の都知事選挙はどうなることでしょうか。
なぜか、私たち国民は最近500億の札束で「オラオラ、言う事聞けや」と頬をはたかれたり、原発を再開しないと電気料金を上げるだの、オリンピックを返上することになるんだよと恫喝されているわけですが、そもそも500億は私たちの血税ですし、電気料金値上げも何も、電気会社がした粗相の後始末を、なぜか私たち国民が電気料金と税金で二重に負担をしているわけですが、それ以上何をお望みで?
景気がよくなっている?それを言えるのは政府側、もしくはそちらに近い人たちだけのことです。そういう方々は声が大きいので、あたかも日本全体が景気が良くなっているように聞こえてしまうのは極めて遺憾なことです。現実を見れば食料品は消費増税の前にすでに値上がりをしていますし、給与は全く増えておりませんし、電気料金はアホみたいに高くなりましたし、少しずつ生活が圧迫されてまいりました。これで春には消費税が上がるわけですから、もちろん駆け込み需要でここ数ヶ月はモノが売れるでしょうけれど、その後はどんどん消費はどんどん冷え込むのは、誰にでもわかることですけれど、何か?
経団連の会長も政権側に人間に、最高裁の長官も政権側、NHKの会長も政権側。経済、司法、マスコミを手中におさめ、我が世の春だと信じているお坊ちゃまクンたちは、名護市長選挙の結果を見ても、まだご自分の力を信じていらっしゃるのでしょうか。今回の自民党が推す都知事候補は、権力欲の塊のような方。バブル時代にTVで活躍をして、ご自分が有名になれることを確信した上で中沢新一事件を口実に東大を辞め、その後の人生はTVさえ見ていればわかるというもの。私たちが求めるリーダーは有名であったり、私が、私が!と自分が前面に出たがる人物ではないのです。もちろん、元首相連合も相当疑わしい部分が残るのですが、権力欲の塊氏を都知事にすることを避けることを優先すると、彼らの方がはるかにマシに思えるのは仕方のないこと。
都民がTVのみで作られた知名度に惑わされず、自分たちの、子どもたちの将来を考えて英断を下すよう、私自身も自分にできることをしていきたいと思っております。
スポンサーサイト