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作り置き2011年5月

早くも関東は梅雨入りした。
そして、ここ数日、途中で熱帯低気圧に変わった台風2号の影響で雨が降り続いていて、洗濯物をどうやって乾かすかに頭を悩ませている。

今週の作り置きは

・おでん
・エビシュウマイ
・大根とキュウリの漬け物
・ぶりの下ごしらえ
・パン(先週ピタパン風と書いたけれど、ポケットパンの方が正確かも)
・トマトソース

実はまだこれしか作っていないので、2-3日しかもちそうにない。しかも証拠写真も撮っていない。あーあ。


K3200049.jpg
ということで、近所のバラの写真をどうぞ。遠目にあの白い椿のような花は何かなと思って近づいてみたら、棘がついていてバラだと判明。
今はバラの季節。神代植物公園にバラを見にいきたいなぁ。


今週も平和で心穏やかな1週間でありますように。


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テーマ : +おうちでごはん+
ジャンル : グルメ

作り置き

久しぶりに作り置きの記事を載せようと思います。
一応、作り置きは細々と続けています。本当に細々と、かつシンプルに、です。ただ、先週あたりから少しだけエンジンがかかってきて、多少手の込んだものを作ろうかなと思うところまできました。

ここのところ作っておいたものを並べておきます。
・大根の葉の炒め物
・大根ときゅうりの漬け物
・肉まん
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・グーラッシュ
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・ピタパン(風)
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・豚の味噌漬け
・タイカレー

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最近、キッチングッズや食器を買い漁っています。先日こんなものを買ってみました。
K3200061-4.jpg

素材は今流行っているシリコンです。ただ、オーブンなど、熱い場所で使用することがあるの甚だ疑問です…。さてどうやって使うものかといいますと、

K3200062.jpg

そう、輪ゴムの代わりに、袋などの口止めができるわけです。もちろん、繰り返し使えますのでとってもエコ。

エコ、エコ、そう、エコという名の無駄遣い…かもしれません笑。まっ、ちょっとお値段は張りますが、可愛いのでよしとしましょう。


では、今週一週間もお元気にお過ごしください。

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フクシマに思うこと

大震災が起きて2ヶ月が経った。発生する地震の数は相変わらず多いけれど、規模は小さくなっているようだ。このまま収まってくれることを祈るばかりだけれど、これまでの巨大地震の場合、数ヶ月、もしくは数年後に巨大な余震が起こることもあるとのことで、気が抜けない。

私は東京の市部にある職場であの地震に遭った。真夜中まで同僚2人と仕事を処理をしたあと、たまたま車で通勤してきた同僚に途中まで送ってもらい、残り5kmほど歩いて、2時半に家にたどり着いた。さすがにその時間では、ほとんど帰宅難民者に出会うことはなく、ひたすらトボトボと暗い夜道を歩いた。iPodで音楽を聴きながら。家が近づくにつれ、嬉しさとともに、家の中がどうなっているのかという恐怖が同時に襲ってきて、ドアを開けるのが怖かったのだけれど、幸い、積んであった書類の一部が落ちた以外には大きな変化はなかった。あとからピアノが10cmほど動いていたのに気づいたのだが。

まずはシャワーを浴びてさっぱりし(最初水しか出ず、マイコンメータが作動したこに思い至った…)、夕飯代わりに帰宅途中に買ったカップラーメンとコーヒーを飲んでようやく人心地がついて、PCで各地の被害の状況を確認したのち、ラジオをつけっぱなしにしたまま、何度も緊急地震速報が鳴って、揺れるなかで、布団にくるまった。次の日にもっと怖ろしい事態になるなどとは知る由もなかった。

実は、あの夜の緊急地震速報の音(携帯ではなく、住居に設置されている)がトラウマになり、ひとりで家にいることができなくなってしまった。2ヶ月だってようやくそのトラウマから抜け出しつつある。


翌日、福島第一原発が爆発した。その後、同じような爆発が2度起こった。そして福島はフクシマになり、チェルノブイリをも上回る放射能汚染がフクシマを襲い、爆発した後の風向き等により原発の北西だけでなく、東京、埼玉、千葉、群馬も汚染された。

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ところが、東電も政府も保安院も原子力安全委員会も文科省もこの事実を隠し続けることになる。そしてその事実を2ヶ月も経ってから知らされた国民の怒りは爆発した。

なるほど、この情報隠蔽は許せない。人命の軽視も甚だしい。

しかし、このような隠蔽は許せないものの、第二次世界対戦中のことを思い起こせば、日本という国の体質なのではと疑いたくなるほどよく行われていることで驚かなかったのだが、何よりも驚いたのが「情報格差」なのである。情報格差というのは、先進国と発展途上国、民主国家と非民主国家、メディアリテラシーの有無によって起こるものと思っていたが、そうではなかった。枝野官房長官が「ただちに人体に害はない」を繰り返していた頃、ある大手広告代理店(もちろん東電を最大の顧客のひとつとしているのだろう)は、その社員に自宅待機、その社員の家族にも外出を控えるように呼びかけていたのだ。その頃、電池、非常用食料、水を求めて大勢の人たちが食料品店のはしごをしていたと言うのに。利害関係を結んでいる当事者たちは、自分たちさえ助かればよく、他の人の命などはどうでもいいのだ。しかも、この当事者の中に、東電や広告代理店のすべての社員が入っているわけではないであろう。おそらく、社員のヒエラルキーはきわめて厳格に線引きされているのではないだろうか。

東電の社長がしばらく表舞台に立たなかったのは、屋内退避か、もしくはもっと別の安全な場所に退避していたのでは、と勘ぐりたくなるのも無理はない。東電や某大手広告代理店、官僚たちの家族が、3月の中旬にどこにいたのか調査したら、きっと面白い結果になるだろう。確か乙武さんのtwitterに、爆発があった後東京駅に人が殺到していたと書かれていた。一方で私たちのような利権を持たない国民は、福島を応援し、もっとその野菜を食べようと奨励されていたのである。

しかし、そのように早々に退避していた人々も、帰京をしたのちは、自衛をするしかない。放射能汚染で怖いのは、体外被曝ではなく、体内被曝だからだ。

その後、放射能汚染が懸念される中、東京の水から乳幼児が摂取してもよいとされる基準を超えた放射性物質が検出されて大騒ぎとなり、街からペットボトルの水が消えた。その数日後、セシウム等が基準を下回ったので安心して飲んでもよいということだったが、果たしてどこまで信用できるだろうか。東京の水瓶は、群馬の利根水系、埼玉の荒川水系、多摩水系の3つから水が供給されているが、上記のSPEEDIの汚染地図から考えると、放射能汚染を免れたところはどこにもない。そして、土壌汚染も深刻であり、そして土壌汚染は、その収穫物を通して全国に放射能汚染を広げる可能性がある。汚染された土壌で収穫された食材を食べないように努力したとしても、それが飼料として家畜に与えられないという保証がないからだ。

ファーストフードの一部(ヘルシーなサンドイッチで有名な店や、国産肉使用を謳うハンバーガーを販売する店)では、応援と称して福島産の野菜を使用するそうだ。それを責めるのではなく、このようにきちんと情報を開示してくれるのは大変ありがたい。それを食べるかどうかは私たちの選択だからだ。家人にも外食に関しては少々気をつけるように言い含めた。しばらくは安心できる生産地の食材を購入して、できる限りおうちごはんにするしかない。少々(いやかなり)気が重い。

さて、計画停電などしなくても、実は電力は足りていて、福島第一原発から国民の目を逸らすための策だったと言われている。今思えば子ども騙しのように思うが、当時はまんまと騙されて、日々計画停電表とにらめっこし、冷凍庫のものを保冷バッグに入れたり、お湯を沸かしてポットに詰めたり、大騒ぎをしてしまった。

そして、メルトダウンが報道された今、また東電や報道機関その他は私たちを騙しているような気がする。震災当日から予想され、翌日にはわかっていたメルトダウンを今頃になって報道し、その見事なタイミングでNHKのETVが「放射能汚染地図」という番組を放送した。最初から、メルトダウンがわかっていたのに、「あの工程表」を発表しているのは、どういうことだろう。つまり、「工程表の見直し」という報道は真っ赤なウソで、最初から工程表とは名ばかりのものだったということではないだろうか。報道機関はなぜそこを追究しないのだろう。あっ、そうか、東電帝国の植民地だからか。

【追記】今朝(5月18日)の新聞によると、東電は工程表の改訂はしたものの、収束時期に関しては変更なしと発表したそうである。信じるしかない。

テーマ : 原発事故
ジャンル : ニュース

『荒れ野の40年』

26年前の5月8日にドイツのヴァイツゼッカー大統領がドイツ連邦議会で追悼演説を行いました。その演説を久しぶりに読み返してみました。再読の楽しみは、以前は心に残らなかった文言が、自分の経験などと共鳴して新たなる意味を帯びてくることでしょうか。

以下は引用です。

 ドイツ人であるというだけの理由で、彼らが悔い改めの時に着る荒布の質素な服を身にまとうのを期待することは、感情をもった人間にできることではありません。しかしながら先人は彼らに容易ならざる遺産を残したのであります。
 罪の有無、老幼いずれを問わず、我々全員が過去を引き受けなければなりません。全員が過去からの帰結に関り合っており、過去に対する責任を負わされているのであります。



日本が近隣諸国に対してしてきたことを、事実ではないとか、謝罪する必要はない、と主張するつもりは私にはありません。悪いことは悪いこととして認め、謝罪するのは当然という立場をとっています。しかし、そういうことを言いながら、どこか過去の出来事に関しては他人事という気がしており、ヴァイツゼッカーが演説の中で使うerinnerungという言葉とはほど遠いところに、あたかも傍観者のように、もっと率直に言うならばぶつぶつ文句を言いながら眺めている極めて質の悪い傍観者のようにふるまっていました。

若い人にしてみれば、なぜ自分が生まれる前の過去を背負わなければいけないのか、と思うことでしょう。そして、日本が(もしくは自分たちが)謝罪する歴史などはないと考えに傾倒していく人が多いのもわからなくはありません。私自身も、過去に責任を負わなければいけないと考える根拠については長いこと考えてきたのですが、全く答えは出ませんでした。しかし、その疑問に対する答えのひとつをヴァイツゼッカーが提示しているのです。つまり同じ過去を共有することで、ひとつにつながっていることを確認できるnationなのだから、過去にも、現在にも、そして未来にも責任を持たねばならないと。

福島をフクシマに変えてしまった歴史のただ中にいる私たちはヒロシマ、ナガサキの凄惨な過去を蔑ろにしてしまったということなのでしょう。もし日本がこれから先も存在するとして、後世の人々は、安全で安心な生活という人間にとって基本的なものを、「カネ」や「ちっぽけな繁栄」、「安楽な生活」と引き換えにしてしまった愚かな時代と評価することでしょう。本当の愛国心を持っている方ならば、むやみに政権批判をしたり、原発を推進するようなことはせず、私たちと過去を共有し、私たちが生み出してしまった過去に対する責任を共有する、まだ見ぬ人々のために、全力を尽くすことと思います。


ヴァイツゼッカーの演説の一部を引用して結びに替えたいと思います。

 問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけはありません。後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにもまいりません。しかし、過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。




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