壊れちゃいました…
ある日、私のデスクに一葉の写真が置いてありました。そこには、あやしげなアフロヘアの男性が…。よーく見ると職場のNa君(仮名)でした。そこに、写真を撮影したNa君の親友Pb(仮名)君がやってきて、嬉しそうに写真の経緯を説明し始めたのです。
要するに、二人寄ると普通のことができない彼らは、ただ旅行するのはつまらないので、時々じゃんけんをして、負けた方がアフロヘアをしばらくかぶったまま行動することにしたということでした。アフロヘアでお寺を回るPb君、アフロヘアでうどんを食べるNa君。。。
─あのねぇ…ヒマだね、キミたちは…。
ちなみに、写真はまだ私のデスクの横に飾ってあります。アフロヘアに全く違和感のないNa君が、私のデスクの横でちょっと自慢げな笑顔でこちらを見ているのです。
彼らは決して例外ではありません。実は、私の職場はこんなヒトビトばかりです。
昨日は意気揚々とした様子で、Auさん(仮名)が一枚の紙を持って私の方にやって来ました。
─いいもの見せてあげますよ。合成じゃないですよっ!
と、見せてくれたものが巨大ウサギヘルマン君だったのです。でかい~!さすがに目を見はりました。思わず、「合成じゃない?」と聞くと、「じゃ、検索してみてくださいよ」とAuさん。
どうやら本当にこの巨大ウサギは存在していたようです。
あっ、するどい方はお気付きですね。そう、「過去形」なのです。いろいろ調べていくうちに、このウサギが食用であるということ、社会主義国の食料不足を少しでも解消できればと北朝鮮に送り込まれ、どうも将軍様の胃袋に収まったらしいということが判明しました。
─へルマン君、可哀相に…
じゃなくて、私はちっとも仕事が捗らないじゃないですかっ!
と、こんな壊れたヒトビトと一緒に働く私は、とっくの昔に壊れていたりするのです。
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