慚愧に耐えない
これは、松岡農水相の自殺報道に接した時に、安倍総理が言った言葉です。もしも自分の責任を痛感して言ったと総理周辺は言っているそうですが、果たして安倍総理は本当にこの言葉の意味を分かって使ったのでしょうか…。
ここのところ連日報道を賑わせていた松岡農水相が昨日自殺をしました。もっと早くに「責任」をとるという形で辞任していれば、こういう結果にはならなかった可能性が高いように思います。
http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
鈴木宗男氏のブログです。
「死んで詫びる」。ここまで彼を追いつめたのは、自民党内部であり、彼を閣僚として選んだ自分の体面を保つために「庇い」続けた安倍総理でした。そう、辞めたい人を辞めさせないために。もちろん、野党やマスコミ、国民からの追及の手が緩むことはありませんから、どんどん彼は追いつめられていきました。また、関係があるかどうか、あるいは関係があるとしたらどういう関係があるのかわかりませんが、彼の地元の後援会幹部の一人がつい数日前に自殺しています。ここまでくればもう彼にとって道は一つしかないようにしか思えないことでしょう。心から松岡氏のご冥福をお祈りいたします。
魔法のように次から次へと法案を通していった安倍政権。ただひたすら安倍氏にとって崇拝の対象であった祖父岸信介の遺志を受け継ぐのは自分だという甚だしい時代錯誤の勘違いによって、「飛ぶ鳥を落とす勢い」でここまで大きな法案を通してきました。「教育基本法」「日本国憲法の改正手続に関する法律案」などなど、国家の根幹にかかわる大きな法案を、です。まだ成立してまもない安倍政権がここまで暴走してきたこと自体信じられませんが、私たち国民はそれを止めようにも止めることすらできませんでした。
まだまだ彼らは突っ走るつもりでした。ですから、「汚点」になりそうなものをひた隠しに隠し、国民やマスコミの記憶から薄れてきたころにこっそり処理してしまおうと考えていたのだろうと思います。
松岡農水相の説明責任は果たされませんでした。しかし、彼は暴走する安倍内閣を止めてくれました。この彼から与えられた機会を生かしていかなければなりません。
そして、安倍内閣には『平家物語』の冒頭を噛みしめて頂きたいと思います。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
ここのところ連日報道を賑わせていた松岡農水相が昨日自殺をしました。もっと早くに「責任」をとるという形で辞任していれば、こういう結果にはならなかった可能性が高いように思います。
http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
鈴木宗男氏のブログです。
「死んで詫びる」。ここまで彼を追いつめたのは、自民党内部であり、彼を閣僚として選んだ自分の体面を保つために「庇い」続けた安倍総理でした。そう、辞めたい人を辞めさせないために。もちろん、野党やマスコミ、国民からの追及の手が緩むことはありませんから、どんどん彼は追いつめられていきました。また、関係があるかどうか、あるいは関係があるとしたらどういう関係があるのかわかりませんが、彼の地元の後援会幹部の一人がつい数日前に自殺しています。ここまでくればもう彼にとって道は一つしかないようにしか思えないことでしょう。心から松岡氏のご冥福をお祈りいたします。
魔法のように次から次へと法案を通していった安倍政権。ただひたすら安倍氏にとって崇拝の対象であった祖父岸信介の遺志を受け継ぐのは自分だという甚だしい時代錯誤の勘違いによって、「飛ぶ鳥を落とす勢い」でここまで大きな法案を通してきました。「教育基本法」「日本国憲法の改正手続に関する法律案」などなど、国家の根幹にかかわる大きな法案を、です。まだ成立してまもない安倍政権がここまで暴走してきたこと自体信じられませんが、私たち国民はそれを止めようにも止めることすらできませんでした。
まだまだ彼らは突っ走るつもりでした。ですから、「汚点」になりそうなものをひた隠しに隠し、国民やマスコミの記憶から薄れてきたころにこっそり処理してしまおうと考えていたのだろうと思います。
松岡農水相の説明責任は果たされませんでした。しかし、彼は暴走する安倍内閣を止めてくれました。この彼から与えられた機会を生かしていかなければなりません。
そして、安倍内閣には『平家物語』の冒頭を噛みしめて頂きたいと思います。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
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